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上越市議会インターネット中継

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  • 令和5年9月定例会 9月21日 本会議 一般質問
  • 政新クラブ  丸山 章 議員
1 上越市(直江津区)のまちづくりと観光振興について
(1) 直江津区は、高田区と同様に対外的な認知度が他地域に比較して極めて高く、この地域の存在感をさらに高めるため、核となるオンリーワンのまちづくり(観光振興)を目指すことが重要である。ひいては、他地域にも良い影響力、大きな波及効果をもたらすことが期待できる。平成31年3月定例会の一般質問において、高田城址公園の観光資源である桜をテーマに、上越市全体を日本庭園に見立てた「日本桜庭園・上越」構想という、日本・世界に類を見ない規模の、高田区はもとより上越市全体のまちづくり(観光振興)策を提言した。この度は、次に掲げる事項を中心とする直江津区の素材を活かしたまちづくり・観光振興策を提言するが、いかがか。
 ア 名称 「オーシャン・ヒストリーロード」構想
 イ キーワード 歴史文化、海、夕日
 ウ コンセプト 「オーシャン・ヒストリーロード」に歴史文化・海&夕日をテーマとした直江津の特徴・素材を生かした整理された美しい街をつくる。美味しい食材(地魚・お米等)と地酒をとことん味わっていただくとともに、上越(直江津)ならではの風情に浸っていただく。
 エ ねらい 国内外の観光客の増加、宿泊観光(市内経済の活性化)へ導く、移住定住、市民の更なる向上心の醸成。
 オ 位置 うみがたりから安国寺通り(県道直江津停車場線)を経て直江津駅までの約1㎞。
 カ オブジェ及び街灯の設置 うみがたりに展示している魚類のオブジェ及びコンセプトに沿った街灯を設置し、夕日にちなむ色合いで街を照らし、「オーシャン・ヒストリーロード」を特徴づける。
  (ア) オブジェの費用 事業費は1億50万円(150万円(平均)/1体×67体)、財源は社会資本整備総合交付金、補助金、クラウドファンディング、ふるさと納税等とする。
  (イ) 街灯の費用 事業費は2億100万円(300万円/1本×67本)、財源は社会資本整備総合交付金、補助金、ふるさと納税等とする。
 キ 町家等の改修 昭和(町家)の風情を復活させる(令和3年3月定例会の一般質問における提案のとおり。)
 ク 道路色 ブルー又はオレンジ色に統一(色の明るさは中明度、中彩度)
 ケ 無電柱化 管路設置費は3億5,000万円(35万円/m×1,000m)、財源は補助金(1/2)及び地方債(充当率75%)、電気通信設備費は電力会社負担。
 コ やすらぎ(歩行者)天国 認知度が高まって来た場合は県と協議の上、やすらぎ天国を設ける。時間帯は状況に応じて要検討。さらに、将来的には状況に応じて、市民の賛同の下、道路整備(県道の移転含む。)を視野に、歩行者優先(専用)道路(約600メートルの直線)とすることを検討する。
2 業務委託(通年観光計画策定支援業務)に伴うプロポーザル方式について
(1) 事業者を選定するに当たり、選定委員会が設置され、市職員2人・民間5人が選任されたが、選任の経緯を聞きたい。また、事業委託した業者は、昨年から通年観光に関する市の計画策定プロセスに関与してきたとの報道があったが、委員はこのことを知っていたのか。
(2) この度の「通年観光計画策定支援業務委託」業者の選定は、プロポーザル方式により業者を決定したが、その選定過程において大きな疑義が生じてしまった。選定に当たって、公平・公正性、競争性、透明性を担保できなければ、市民に不信感を与えてしまうことから、プロポーザル方式における評価の在り方、選定基準・規定等を整備する必要があると考えるがどうか。
3 行政の組織体制について
(1) 副市長4人制について、国、シンクタンク等と人脈を作っていくことは、市長個人だけでは無理があり、専門性を持った人材が必要とのことであるが、2人の副市長は部長経験者であるうえ、部に専門性を持った部長を配置していることから、副市長を4人にしなくとも何ら支障はないと考えるが、いかがか。
(2) 理事について、政策監会議を主宰し、統括することをはじめ、各部局に指示し、分野横断的な政策課題を検討・研究するほか、市政の重要課題に関する事務レベルの総括的な調整結果を特別職へつなぐなど、事務方のトップの職であるとのことであるが、これこそが副市長のマネジメントと考えるがどうか。
(3) 部長等を除くその他の部長級職員(10人)についても、大局的な視野及び将来展望に立って部等の方針を決定し、部下職員を統率して所管業務を推進する職務を担うとしているが、これは部長のマネジメントである。その他の部長級職員は、部長の下に(仮称)上席課長として整理すべきではないか。