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上越市議会インターネット中継

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  • 令和7年9月定例会 9月18日 本会議 一般質問
  • 無所属  宮越 馨 議員
1 中川市政4年間の市政運営の評価について
(1) 最大の政治課題である人口減少を食い止めるまで、市長給料を15%カットする手法はどうであったか。また、職務の増進策といって副市長の給料10%をカットしたが効果はどうであったか。こうした通常あり得ない手法はいつまで続けるつもりか聞きたい。
(2) 中川市政の4年間は、度重なる不適切発言などに見られるように、選挙には勝ったが、適切な市政運営は出来なかったものと断言する。こうした評価は上越市史に不名誉な記録として残り、上越市民の名誉と誇りに傷をつけ、また、このような市長像が全国的な話題となり、これまで築き上げた上越市の価値を大きく毀損させてしまった罪は大きい。この4年間で失った上越市行政の信頼を回復するには、人心を一新するしかないと考えるが、所見を聞きたい。
(3) 国・県の幹部などの皆さんから、中川市長とは「会話ができない」との声が多く届く。こうした状況が4年間も続いたことで、多くの市民も職員も困惑する状態に至っている。これまでの良好な対外的な関係が崩れてしまった状態をどう回復しようとしているか聞きたい。
2 政治姿勢について
(1) 中川市長の行政統治能力の欠如には驚くばかりである。ビジョンは無い、リーダーシップにも欠け、職員への丸投げ市政には驚きを隠せない。特に能登半島地震での対応や、今次の水問題の対応は、市職員は頑張っているが、市長の危機管理能力が全く感じられない。私が31年前の大渇水時に緊急に作った和田浄水場が無かったなら完全に断水となっていた。市政の混乱の要因は、市長としての能力不足にあると思う。この4年間で大きく市政が停滞してしまった事実を見るに、中川市長には限界を感じる。これ以上の市民への混乱を避けるため、議会からの2度にわたる辞職勧告を直ちに受け入れるべきだと思うが、所見を聞きたい。
(2) 中川市政での財政運営手法では、そう遠くない時期に財政破綻に陥ると思う。先日、上越市の監査委員が、令和6年の審査結果報告の際に、所感として、「実質単年度収支が3年連続で赤字になったこと。財政調整基金の残高が計画値を下回っている状況を懸念する。」と述べたことは、大変深刻な事態と映る。火力発電所から多額の税収が入っているにもかかわらず、財政をこのように危機的状態に陥れた責任は大きい。市長選挙への出馬の意向を示しているが、起死回生の具体策をどのように考えているかを聞きたい。